2025年のゴールデンウィークにとやの沢オートキャンプ場へ行ってきました。
・天気予報を見たけど、どんな服装がいいのかな?
・初めて行くキャンプ場だからサイトの広さや設備が心配…
・子どもも楽しめるキャンプ場なの?
このような悩みがある方に役立つ記事となっています。
私も今回が初めての利用で、子どもが遊べる広場や温泉があるという情報を聞き楽しみにしていました。しかし、天気予報を見ると最低気温4℃で寒さへの不安があったため、3歳と5歳の子どもたちが暖かく過ごせるようにと色んな種類の服を準備して行きました。
この記事を読むことで、気温別にどんな服装が子どもに必要なのかを知ることができ、キャンプ場で快適に過ごせます。また、子連れ家族におすすめだと感じたポイントや持って行くと役立つものをご紹介します!
とやの沢オートキャンプ場について
とやの沢オートキャンプ場は都心から2時間ほどの場所にある山梨県の道志村にあるキャンプ場です。標高850mの場所にあり、キャンプ場内には道志川につづく小川が流れています。
住所 | 山梨県南都留郡道志村12433 | |
電話番号 | 0554-52-1610 | |
予約方法 | 電話のみ | 3月1日から受付開始(サイト指定可) |
料金(1泊) | 2,000円+入場料(大人1,000円、子ども700円) | 現金のみ支払い可能 |
デイキャンプ | 1,000円+入場料(大人500円、子ども400円) | 現金のみ支払い可能 |
キャンセル料 | 無料 | 前日までに連絡(悪質なものがあるので規定は設けていない) |
利用時間 | チェックイン13:00/チェックアウト12:00 | |
営業時期 | 4月中旬~11月下旬 | |
アーリーチェックイン | 10:00から可能(+500円) | 予約状況を見て判断するので電話で確認必須 |
レイトチェックアウト | デイキャンプ料金が追加になる | その後に他のお客さんが入らない時に限る |
販売品 | 薪、炭、氷、ビール | |
回収可能なゴミ | 生ごみ、空きビン、消し炭 |
快適に過ごすための服装術~最高気温15℃最低気温4℃~
4月下旬のゴールデンウィークの宿泊でしたが、朝と夜はとても冷え込み子どもたちはダウンウェアが必須でした。私たちは小川のロッジシェルターを持っていき、日中は一面を跳ね上げて過ごしていました。夜は10℃を下回り寒かったのでテントの中に移動しました。焚き火をしたり、ストーブをつけたりして過ごしたらより快適だったと思います。

持って行った子どもの服
実際に持って行った子どもの服はこちらです。多めに持ちすぎたかなと思いましたが、暖かい服はほとんど使用しました。キャンプ場内で半袖、半ズボンを履くことはありませんでした。

時間帯ごとの気温と服装
日中は12℃~16℃あり、タンクトップのシャツに薄手のフリース、長ズボンを履いて過ごしていました。夕方は10℃~11℃で上下ヒートテックの肌着に薄手のフリース、裏起毛のズボンを履きました。朝晩は10℃を下回り、さらにダウンウエアが必要でした。この格好で子どもたちは凍えることなく過ごせました。
実際に測った時間ごとの気温です。
時間 | 気温 | 服装 | 状況 |
13:00 | 14.0℃ | タンクトップのシャツ、フリース、長ズボン | チェックイン 曇っていて肌寒い |
14:00 | 14.5℃ | 日が差して暖かい | |
15:00 | 12.3℃ | ||
16:00 | 12.1℃ | お風呂で温まる | |
17:00 | 11.4℃ | 上下ヒートテック肌着、フリース、裏起毛のズボン | |
18:00 | 10.8℃ | ||
19:00 | 10.6℃ | 冷たい風がふく | |
20:00 | 8.8℃ | 上下ヒートテック肌着、フリース、裏起毛のズボン、ダウン | |
21:00 | 7.8℃ | ダウンを脱いで寝袋に入る | 子どもたち就寝 |
22:00 | 7.5℃ | ||
24:00 | 7.0℃ | ||
6:00 | 4.3℃ | 最低気温になる | |
7:00 | 7.0℃ | ダウンを着る | 子どもたち起床 |
8:00 | 8.5℃ | ||
9:00 | 11.5℃ | 上下ヒートテック肌着、フリース、裏起毛のズボン | |
10:00 | 12.5℃ | ||
11:00 | 15.2℃ | タンクトップのシャツ、長袖、長ズボン | 日が出て暖かくなる |
12:00 | 16.0℃ | チェックアウト |
日中(12℃~16℃):タンクトップのシャツ、フリース、長ズボンの格好
日中はタンクトップのシャツ、フリース、長ズボンを着用して広場で遊んだり、おやつを食べたりしていました。

夕方(10℃~11℃):上下ヒートテックの肌着に薄手のフリース、裏起毛のズボン
夕方は上下ヒートテックの肌着に薄手のフリース、裏起毛のズボンを着て夜ご飯を食べたり、マシュマロを食べて過ごしました。

朝晩(10℃以下):上下ヒートテックの肌着、フリース、裏起毛のズボン+ダウンの格好
朝晩は上下ヒートテックの肌着、フリース、裏起毛のズボン、ダウンを着て過ごしました。

寝るときの服装
夜寝るときは、着たまま移動できてそのまま寝れるモンベルのスリーピングバッグを着て寝ました。これならすぐ布団を蹴飛ばしてしまう子どもにも安心です。夜は思っていたよりも寒かったので湯たんぽも2個使い、薄い布団を掛けました。

とやの沢オートキャンプ場の魅力
プライベート感が高い広々としたサイト
私たちが利用した21番サイトは車2台用のサイトでとても広々としていました。車を横付けして、ロッジシェルターを張ってもまだまだ余裕があります。サイトとサイトの間には木や植栽が植えられているので、隣はあまり気になりませんでした。

設営後にキャンプ場内を歩いて散策しましたが、サイトは傾斜を生かした段差がありプライベート感のある作りになっていました。どのサイトも広々としているので、テントやタープのレイアウトを自由に楽しめるのも魅力です。

さくさく歩いて20分ほどで全体を見て回れるコンパクトな広さのキャンプ場でした。モミジが至るところに植えられていたので秋は紅葉が楽しめそうです。


人気のサイトはここ!
女性の管理人さんとお話しして人気があるサイトを教えてもらいました。
川沿いのサイト | 22、24、32、33、36、37、38、40 |
川沿いのサイトが1番人気とのことです。私が予約したのは4日前だったので、川沿いのサイトはすでにいっぱいでした。
広場に近いサイト | 2、3、6 |
サイトから広場で遊ぶ子どもを見守れるので、子連れ家族におすすめなサイトです。
グループにおすすめなサイト | 2、5、11、22、24、27、40 |
クループで利用できるサイトがたくさんあるので、グルキャンしたい方におすすめです。



管理人さんのお話では、人気のサイトはあるものの、目的や眺めなどキャンパーが重視するポイントはそれぞれ違うため、比較的どのサイトにもファンがいるということでした!
大人も子供も楽しめる広場
キャンプ場の中央にある広場には、家族みんなで楽しめる様々なアクティビティが無料で用意されており、子どもから大人まで飽きずに過ごすことができます。卓球やバスケットゴール、小さい子が遊べるすべり台や輪投げもありました。ボールやラケットも貸し出しがあります。




小さな子が遊べるすべり台もありました。















チェックアウトが12時なので午前中も遊ぶことができました。娘と息子は新しく友達ができてずっと広場で遊んでいました。
疲れた体を癒してくれるひのき風呂
管理棟の近くには無料で利用できるひのき風呂があります。男女入れ替え制で利用日によって時間が決まっています。お湯は熱めでしたが、体がとても温まりました。


お風呂にはシャンプーやボディソープ、ドライヤーがないので持参していくと良いです。


洗い場は4か所あります。16時すぎに入ると混雑していましたが、お湯も熱めだからか人の入れ替わりも早いです。


お風呂にはドライヤーがありませんが、持参したドライヤーは中央トイレにある洗濯機のコンセントを利用して良いとのことです。


清潔感のある設備
トイレ
キャンプ場内にトイレは3か所あります。古さはありますが、綺麗に掃除されていて清潔感があります。オムツは持ち帰るよう掲示してありました。




炊事場
炊事場もいつも綺麗に掃除されていました。スポンジや洗剤は置いてないので持参しましょう。お湯が出ないため、寒い時期の利用はゴム手袋を持参すると良いです。




夏は川遊びもおすすめ
道志川につづく小川が近くに流れているので夏は水遊びができます。川沿いのサイトでも急な斜面だったり、道が崩れていたりするため簡単に川に降りれないところもありました。すでに利用中のサイトもあり全部は確認できなかったのですが、下流にある38番、40番の間を通ると川に入れそうです。
マップでは階段のマークになっていても、このように急な斜面になっているところが何カ所かありました。


マスのつかみ取り
時期によっては管理棟横の池でマスのつかみ取りができます。私たちが行ったときは残念ながらやっていませんでした。管理棟で販売もしています。(1匹400円)


周辺情報
道の駅どうし
キャンプ場から車で10分のところにあります。私たちもキャンプ場に向かう途中でお昼ご飯を食べに行きました。


販売しているもの
季節の特産物やお土産が売られています。普通のスーパーには売ってない地元で取れたわらびなどの山菜も売られていましたが、お肉などの焼き物はあまり置いてませんでした。


今が旬の筍も販売しており、比較的安いと思いました。


私たちは道志農家手作りの桜もちを買ってキャンプ場で食べました。美味しかったです。


薪や炭も販売していました。


レストラン『手づくりキッチン』
私たちは11:30頃にレストランへ行きました。山菜そばや鮎飯など地元の物もあります。12:00頃には満席になりましたが、回転も早く、待ってる人はあまりいませんでした。




私たちが食べたのは山菜そばとミニカレーです。思っていたよりボリュームがあり、味も美味しかったです。


子どもたちはたらこパスタとミートソーススパゲティを食べました。5歳の娘は美味しかったみたいで完食しました。


キャッシュレス決済もできるので、現金を持たない人も安心です。


道志の湯
道志の湯はキャンプ場から車で15分のところにある温泉です。下の写真は道の駅どうしに掲示されていたパンフレットです。今回私たちは行きませんでしたが、次はキャンプ後に行きたいと思いました。




営業時間 | 11:00~19:00(最終入館時間 18:15) |
電話番号 | 0554-52-2384 |
休館日 | 毎週火曜日(祝日の場合はその翌日) |
料金 | 大人700円 子ども450円(3歳未満無料) |
キャンプ場の設備について
管理事務所
管理事務所ではチェックインの手続きや販売品の購入ができます。キャンプ場内のマップやゴミ捨ての注意点などが掲示されているので目を通しておくと良いです。
キャンプ場に着いたら管理事務所の前に車を停めてチェックインの手続きをします。


チェックインは用紙に記入して管理人さんに渡します。支払いは現金のみでした。


ゴミの捨て場所
生ごみは炊事場に置いてあるバケツに捨てられます。生ごみが鳥や動物に持ってかれないようにネットがつけられていました。


灰も炊事場で捨てることができます。


空きビンは管理棟横で捨てることができます。缶類やペットボトルは捨てられないため、袋を多めに持参すると良いです。


ガタガタしたキャンプ場内の道
キャンプ場内の道は石でガタガタしている場所が何カ所かありました。特に川沿いのサイトへ向かう道がガタガタしていたので車高が低い車は注意した方が良さそうです。


事前準備で安心、家族で快適な時間を過ごそう
標高850mの高地にあるとやの沢オートキャンプでは事前の準備、寒さ対策が大切です。特に小さな子がいる家族は気温に合わせた適切な服装選びが重要になるので、今回の記事を参考にしていただければと思います。
とやの沢オートキャンプ場は、家族で遊べる広場やリフレッシュできる温泉、そしてプライベート感の高いサイトが魅力のまさに子連れキャンプにぴったりの場所です。ぜひ、自分好みのサイトを見つけて、キャンプを楽しんでください。