2025年の1月に2泊3日で南アルプス市にあるキャンプ場「おそとのてらす」に初めて行ってきました。
おそとのてらすキャンプ場の一番の魅力は目の前に広がる美しい甲府盆地と富士山のパノラマビュー。
夜には満天の星空がきらめき、目の前には美しい夜景が広がる・・・そんな素敵な時間を「おそとのてらす」で過ごしました。
「おそとのてらす」からの美しい冬の景色とファミリーで楽しむためのポイントを紹介します。
「おそとのてらす」キャンプ場の基本情報
「おそとのてらす」は、2023年7月にオープンしたばかりの南アルプスの麓に位置するキャンプ場です。
住所:山梨県南アルプス市上市之瀬1432-5
【1日目】N-2サイトに到着!
キャンプ場までの道のり~食材調達とガソリンスタンド探し~
自宅から車で2時間の距離にある「おそとのてらす」キャンプ場。甲府南インターから車で約30分のところにキャンプ場があります。国道12号はまっすぐの1本道でお店はありませんでした。
買い出しをするためオギノ峡西店へ行きました。あまり広くはありませんが、Seriaやツルハドラッグも入っていて必要なものはほとんど揃います。地元の物はあまり置いていませんでした。
そのあと灯油を購入するため近くのガソリンスタンドに行きました。しかし、年始ということもありキャンプ場近くのスタンドは休みでした。
やっと見つけたガソリンスタンドはキャンプ場から車で10分のapollostation櫛形SS(ダイヤ昭和)です。この区画にスーパーのザ・ビッグやDAISO、Seriaもありました。(飲食店はビックボーイ、マック、ケンタッキー、CoCo壱番屋など)こっちに来ればよかったです。
買い出しも終わりキャンプ場へ向かいます。
いざ!チェックイン~絶景が私たちを迎えてくれました~
南アルプスの麓に位置する「おそとのてらす」キャンプ場。民家が建ち並ぶ坂道を上がっていくと右手にキャンプ場があります。坂を上がってすぐのところに車を停めて管理棟にてチェックインを行いました。
タブレット端末でセルフチェックインが簡単にできました。スタッフの方も1名いたので分からないことがあったら聞けます。
アーリーチェックインやレイトチェックアウトも、当日の状況によっては対応していただける場合があるようです。事前に問い合わせてみるのがおすすめです。
私たちが案内されたオートキャンプサイトはN-2サイトです。
サイトに向かう途中急な坂があるので運転に注意が必要です

N-2サイトはオートキャンプサイトの一番上の場所にあります。高低差を活かした横一列の配置になっていて、遮るものがなく南アルプスの景色を一望できます。
サイトのすぐ横に階段があり、降りたところにトイレやシャワールーム、洗い場があります。サイトの前はウッドデッキになっていますが、ウッドデッキの前は柵がないため落ちないように注意が必要です。
私たちのテントOGAWAのロッジシェルターT/Cも縦にギリギリで張れました。車とテントの間に少し空間があり、子どもたちが遊んだり、料理をしたりしました。

ただ、地面は砂利で少し硬め。ペグ打ちには少し力が必要でした。
設営中、子どもたちはウッドデッキに椅子をおきボリボリとおやつタイム。階段を下りてすぐのところにトイレがあるので、娘も一人で行くことができました。
1時間ほどで設営完了!設営後はゆっくりと景色を眺めたり、キャンプ場内を散歩したりして過ごしました。


夜景を見ながら過ごす夜


暗くなってきたので夜ご飯の準備。今夜は冷凍のチャーハンと焼き鳥です。子連れのキャンプは簡単に作れるものがGOOD!ジュージューと焼ける音、香ばしい匂い、そして目の前に広がる夜景…これぞ「おそとのてらす」キャンプ場の醍醐味!
ただ、夜はさすがに冷え込むので、テントの中へ避難しました。それでも、テントの中から夜景を眺められるのは、このサイトならではの贅沢です。


テントの中はストーブをつけていますが、景色を見るために開けていると寒いので子どもたちは常にダウンを着て過ごしていました。
しばらくしてシャワーを浴びに行きました。シャワールームとトイレが一か所にまとまっており、暖房がきいていて暖かく、設備もとても綺麗でした。
シャワールームには、シャンプー、ボディーソープはもちろん、ドライヤーも完備されています。シャワーは24時間いつでも無料で利用できるのが嬉しいです。
寝るときの寒さを減らす為に今回コットを導入しました。地面から約40㎝高さが出るだけでだいぶ寒さが軽減され、夜も起きずに寝ることができました。
子どもたちも今回初めてエアベッドを使用しました。コットと同じ高さになるのでみんなで並んで寝ることができます。初めてのエアベッドに子どもたちもはしゃいでいました。


夜寝るときに子どもたちが着ているのはモンベルのスリーピングバッグです。布団をかけてもすぐに蹴ってしまうのでこれなら親も子も安心して寝ることができます。
【2日目】山梨県で一番遊具の数がある公園と絶景の温泉へ!
翌朝7時頃、空がだんだんと明るくなり始めます。日の出と富士山の組み合わせはとても美しく、娘も見とれていました。


午前中は公園に行く予定にしていたため、朝はマルチグリドルで温めるだけで簡単に食べられる肉まんにしました。いつも食べるのが遅い子供たちも「公園に行くよ」と伝えるとバクバク食べました!
御勅使南公園(みだいみなみこうえん):遊具の数は山梨県で一番!
山梨県で一番遊具の数が多いという御勅使南公園に向かいました。9時にキャンプ場を出発して車で20分で到着します。
広大な敷地には、よちよち歩きの小さな子から、元気いっぱいの小学生まで、あらゆる年齢の子どもたちが夢中になれる遊具が沢山あります。我が家の娘と息子も、様々な遊具で遊んでいました。




しかし真冬は寒かったのか2時間ほどで手がキンキンに…次は暖かい時期にお弁当を持って訪れたいです。
みたまの湯:絶景の露天風呂で、心も体も癒やされる至福のひととき
冷えた体を温めるために、人気アニメ「ゆるキャン△」にも登場した、公園から車で30分程のみたまの湯へ行きました。
ここの温泉の最大の魅力は、絶景の露天風呂です。特に夜景が人気で夕方から混雑するため、私たちはお昼過ぎに訪れました。
開放感あふれる露天風呂で、ゆったりと温泉を満喫することができました。オムツの取れていないお子様は、ベビーバスが利用できます。
子連れの方は比較的空いている時間帯を狙って訪れるのもおすすめです。
お昼は温泉施設の中にある「みはらし亭」で山梨名物のとりもつ丼を食べました。甘いたれにモツが絡んでいて美味しかったです。また、みそ汁と漬物付きなのも嬉しいです。
また、みたまの湯には、地元の新鮮な農産物が並ぶ直売所も併設されていました。「のっぷい大地」で育ったみずみずしい野菜や果物が沢山ありました。
キャンプ場に戻る途中にセルバ市川三郷店に行きました。夜ご飯のウインナーやおつまみになる海鮮を買って帰ります。地元の物はあまり置いてませんでした。
キャンプ場の遊び場やサイトで各々の時間を過ごした夕方


15時頃にキャンプ場に戻り、望遠鏡で富士山を見たり、管理棟横の遊び場で遊んだりしました。滞在中子どもたちが退屈することなく遊べる場所は、子連れ家族にとって嬉しいポイントです。


娘と息子はサッカーボールを蹴ったり、ブランコにのったりして遊んでいました。小学生くらいのお兄ちゃんやお姉ちゃんたちも集まって、サッカーボールを蹴って楽しんでいました。
「おそとのてらす」で楽しむ最終日の夜景
夜はテント内でマルチグリドルを使ってウインナーを焼いたり、お肉を焼いて食べました。子どもたちが寝た後には星空や夜景を眺めながら美味しい物を食べて過ごしました。
2日目は娘がコットで寝たい!というので私と交換しました。エアベッドに息子と寝るのは少し狭かったですが、寒さを感じずに夜を過ごせたのは良かったです。


【3日目】帰省ラッシュになる前に急いでチェックアウト
お正月連休後半で帰り道は高速道路の大渋滞が予想されたため、チェックアウトは11時30分のところ急いで帰宅することにしました。子どもたちがパンをゆっくり食べている間にどんどん片づけます。
前日に使わないものは車に乗せておいたのでスムーズに撤収が進みました。9時にチェックアウトすることができ、渋滞にも合わず帰宅できました。
まとめ~絶景が望める「おそとのてらす」で家族の思い出を作りませんか~
「おそとのてらす」キャンプ場は朝から夜まで美しい景色を心ゆくまで堪能できるキャンプ場です。夜景を見ながら家族で食べるご飯も「おそとのてらす」だからできました。特に澄んだ空気の中で見る朝日と富士山のコラボレーションは最高でしたので是非家族みんなで見てほしいです。
キャンプ場内の施設で遊ぶのもよし!近くの公園や温泉に行くのもよし!家族で「おそとのてらす」キャンプ場へ出掛けませんか?